2006年(平成18年)の記事

2006年11月29日「トキ野生復帰シンポジウム」が東京で開催されます

12月17日(日曜日)に東京国際フォーラムD7ホールを会場に「トキ野生復帰シンポジウム」が開催されます。
また、同時にホールD 6Fエントランスにおいてトキのはく製、飼育関係の写真とはじめとした展示コーナーを設けます。(当日のみ)

詳細や参加申込については下記の報道発表をご覧ください。(新しいウインドウが開きます)

環境省の報道発表

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2006年10月10日トキが1羽死亡しました

10月9日(月曜日)午前8時5分、当センターで飼育中のトキ1羽の死亡が確認されました。死亡したのは2003年(平成15年)生まれのオスで、新新の最初の子供です。

外傷、骨折等は認められず、また、鳥インフルエンザ簡易検査は陰性でした。
死亡原因については現在調査中です。
死亡原因は心不全でした。(平成19年3月6日追記)

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2006年9月5日「新潟県トキ保護募金」のページを追加しました

新潟県トキ保護募金推進委員会が行っている同募金のご案内のページを追加しました。

また、このトップページ(HOME[ホーム]と表示)の構成を変更し、過去の記事については別ページとしたほか、各ページの記述等について、見直しを行いました。

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2006年7月3日観察通路の公開区域を拡大しました

トキ資料展示館の観察通路は、繁殖時期のため一部のみの公開にとどめていましたが、本日から公開区域を拡大します。
これにより観察通路の公開区域は、昨年6月に茨城県で鳥インフルエンザが発生し、完全閉鎖する以前の状態に戻りました。

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2006年6月5日平成18年の繁殖結果(中間発表)について

今年の繁殖結果(6月5日までの中間発表)です。

ペア産卵数ふ化数育生数備考
既存ペア自然ふ化1
自然ふ化2・人工ふ化2(死亡1)
人工ふ化1(自然育すうに切替)
自然ふ化4(死亡1、人工育すうに切替1)
人工ふ化1
11自然ふ化2
自然ふ化2・人工ふ化1(死亡1)
 
新規ペア自然ふ化4(死亡1)
自然ふ化3

産卵総数46個のうち、23羽がふ化しました。
5月27日に最初に生まれたヒナが巣立ったのを皮切りに、5日までに7羽が巣立ちしました。
最後のヒナの巣立ちは6月25日頃と思われます。
ヒナの性別判定は随時実施し、秋頃までに完了する予定です。

Jペアと3羽のヒナ

↑3羽のヒナを育てるJペア (平成18年5月27日撮影)

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2006年5月19日今春のふ化が終わりました

5月14日(日曜日)に自然ふ化で産まれたヒナをもって今春のふ化が終了しました。
産卵総数46個のうち、23羽がふ化しました。
そのうち3羽がふ化後死亡したため、5月19日現在、育すう中のヒナは20羽(うち、自然ふ化は16羽)です。

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2006年月日今春のトキのふ化が始まりました

4月17日(月曜日)午後1時35分、ふ卵器で保温中の卵からヒナがふ化しました。
ふ化したのは3月19日に今年初めての産卵を確認した卵です。
ふ化時の体重は58.3グラムでした。性別判定は後日実施します。

今春は9組の繁殖ペアからこれまで44個の産卵があり、今回ふ化したもの以外に、親鳥が巣で抱卵中のものが25個、ふ卵器で保温中のものが3個あります。他の卵についても注意深く経過を見守っていきます。

ふ化途中のヒナ

↑平成18年最初のヒナ(ふ化途中)

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2006年4月13日閉鎖中の観察通路を一部公開しました

茨秋県で発生した鳥インフルエンザへの警戒のため、平成17年6月29日から全面閉鎖していたトキ資料展示館の観察通路を本日から公開します。(但し、ただ今繁殖期間中ですので、トキへの影響を考え、トキ資料展示館から約8mの範囲までの一部公開とします)
これにより、資料館の窓越しあるいはビデオモニターでしかご覧いただけなかったトキをより身近に観察していただけます。

なお、繁殖期間の終了後(6月下旬頃)をめどに観察通路の公開範囲を拡大する予定です。

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2006年3月20日平成18年はじめての産卵を確認

3月19日午前8時14分、今年初めての産卵が確認されました。産卵したのはNo.35(オス)No.26(メス)のペアです。
(トキの一覧はセンターのトキ紹介をご覧下さい)

今回の産卵日時は、当センターにおける繁殖事例で最も早い記録です。
(これまでの記録は、平成16年3月19日午後5時56分でした)

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2006年3月17日平成18年の繁殖計画について

まもなく平成18年の産卵時期が始まります。
今年はこれまでの7ペアに新規2ペアを加え、計9ペアで繁殖に取り組みます。

繁殖の方法は、1年後の野生順化施設の完成や野生復帰計画などをふまえ、全ペアでの自然ふ化と自然育すうを試みます。
また、人工ふ化したヒナについてもできるだけ親鳥のもとに戻して、自然育すうを試みることとしています。

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